アーユルヴェーダについて、もう少し
下赤塚の美容室クローバーの小野浩正です。
前回はアーユルヴェーダヘッドについて、雑学的なお話。
今回もアーユルヴェーダについて、もう少しお話します。
アーユルヴェーダでは、心と身体を一面に捉え、心身のバランス=調和を図ることを目指しています。
アーユルヴェーダ哲学では健康とはバランスの事なのです。
アーユルヴェーダの医学には、喉のいたみや頭痛を治すハーブ薬のように直接的なものもあれば、もっと深く遠いものもあります。
例えば、健康を回復させ維持するための基礎として、過去世における健康状態を考慮する場合もあるのです。
西洋医学では心の状態には、重点を置きません。
患者一人一人ではなく、「病気」そのものを治そうとします。
一方でアーユルヴェーダでは、患者は一人一人違うものとして身体の健康だけでなく、心の状態も考慮します。
患者一人一人の体質を基に、診断が行われます。
アーユルヴェーダでは、宇宙の万物は5元素(空・風・火・土・水)からできていて、生物は5元素から構成されるエネルギーで造られているという考え方です。
5元素から構成されるエネルギーを【ドーシャ】と呼びます。
【ドーシャ】とは、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3つからなる生命エネルギーの事を言います
。健康状態にあるときの身体はドーシャのバランスが取れていますが、このバランスが崩れると身体は不調を訴え、様々な病気を引き起こします。
アーユルヴェーダは、そのドーシャのバランスを保つ事そのものなのです。それにより病気を治し、また病気を予防し、健康の維持そして増進を図るのです。
・・・次は、そのドーシャのお話を少ししますね。