セロトニンが不足すると・・・?
こんにちは。
下赤塚の美容室クローバーの小野浩正です。
前回は【セロトニンのための生活】にフォーカスを当てて進めていきました。
今回はタイトルの通り、セロトニンが不足するとどうなっちゃうか、書いていきます。
まず
・質の良い睡眠がとれなくなってしまう
です。
セロトニンが不足すると、心のバランスが崩れて精神が不安定になってしまいます。
良い睡眠のためには心と体をリラックスさせることが大切ですが、セロトニンが不足すると怒りや興奮などの感情を抑えにくくなってしまうため、心と体のリラックスを妨げてしまい睡眠にも悪い影響を与えてしまいます。
またセロトニンは睡眠ホルモン「メラトニン」を生成するための材料にもなるため、
メラトニンを生成するためにはセロトニンが必要となります。
セロトニンが不足するとメラトニンも減少してしまうため、寝つきが悪くなったり夜中に目が覚めてしまったりと、良い睡眠を得られにくくなってしまいます。
次に
・感情がコントロールできなくなる。
セロトニンが不足すると、心のバランスが崩れて感情にブレーキをかけられなくなってしまいます。
心のバランスが崩れて精神が不安定になってしまい、怒りっぽくなったり、不安や落ち込みを感じやすくなったり、集中力がなくなったりしやすくなります。
セロトニンは、怒りや興奮などの感情を司るノルアドレナリンと意欲や好奇心などの感情を司るドーパミンの暴走を抑える役割を担っているため、セロトニンが不足すると心のバランスを保てなくなり精神が不安定になってしまうためです。
またセロトニンが不足すると、お酒やギャンブルなどの依存症になりやすくなるそうです。
依存症は意欲や好奇心などを司るドーパミンの暴走によって起こりやすいと言われていますが、セロトニンが十分に分泌されていれば、セロトニンがドーパミンの暴走を抑えて依存症の発生を防いでくれます。
そして
・感情が湧かなくなる。
セロトニンが不足すると、何に対してもヤル気が起きなくなったり、無気力になったり、他人との関わりを無意識に避けるようになってしまいます。
うつ病などの精神疾患には様々な原因が考えられますが、慢性的なセロトニン不足もその大きな原因の一つであると考えられています。
ある調査では、うつ病で自殺された方の脳を調べたところセロトニンとノルアドレナリンが著しく少なくなっていたという結果も報告されています。
・・・怖いですね。
今回のは脅しみたいな文になっていますが、事実です。
次回はメラトニンのお話にしましょうね。