ノンシリコンシャンプー
こんにちは。
東武東上線下赤塚の美容室クローバーの小野浩正です。
今現在、痛めている股関節の治療でお休みしております。
申し訳ありません。
先日お客様とのお話の中でこんな話題が出たのです。
『ノンシリコンシャンプーって、どうなの?』
しかも、お一人のお客様ではなく、続けて何名かのお客様と、このことが話題になりました。
この時にはお客様には僕の知っている事と僕はこう思っています…という事をお伝えしています。
フム・・・。
では、シリコンは一体どんな悪いことをしたのでしょうか。
このシャンプーやお化粧品に含まれている「シリコン」と呼ばれているのは、ジメチコンなどの“シリコーン
まずこのシリコンとシリコーンの違いは、
シリコンは元素で、シリコーンは化合物です。
シリコンは元素の種類であるケイ素(Si)のことです。地球上の地殻にも含まれており、その量とは酸素についで2番目に多い元素です。
シリコーンは自然界に存在しているケイ石に、人工的に化学反応を加えたものが原料になる化合物です。
・・・と、似て非なるものなのです。
そこに、
「合成だから体に悪い」
(シリコンなら元素だから化合物じないんじゃないっすか?)
と
「毛穴を詰まらせる」
とか
「安い成分なので安いシャンプーには必ず含まれる」
とか。
こういった理由で嫌われ者になってしまいましたが、これって本当なのでしょうか?
まず「合成だから身体に悪い」説。
皆さんが良く飲んでいるお水。
あれも水素原子2つ(H2)と酸素原子1つ(O)の化合物です(H2O)。
一酸化二水素って呼んでも良いでしょう。
また、これからの時期水分だけではダメで一緒に摂った方が良いものといったらなんでしょう?
そう、「塩」です。
塩は”NaCl”というナトリウム(Na)と塩素(Cl)の化合物です。
身の回りには合成されたものが沢山です。
天然が安全?
では、トウガラシは?
うるしは?
杉の花粉は?
トリカブトは?
天然で土から生えているものも、危険がいっぱいです。
次は「毛穴を詰まらせる」説にお話しましょう。