メラトニンの効果
こんにちは。
下赤塚の美容室クローバーの小野浩正です。
今回はタイトルの通り【メラトニンの効果】のお話。
前回までに、セロトニンとメラトニンの関係性とセロトニンにフォーカスした感じに進めました。
早速ですが、メラトニンは
【睡眠ホルモン】
で
【修復ホルモン】
です。
メラトニンは体内時計の調整を行います。睡眠を促し身体を休めるホルモンです。特に夜に多く分泌されます。
この夜に多く分泌されるメラトニンですが、セロトニンが分泌され始めてから13~14時間後、メラトニンの分泌量が増えてきます。
例えば、7時に起きたら21時位からメラトニンの分泌が始まります。
メラトニンは脳の真ん中にある『松果体』という器官から出るホルモンで、高い抗酸化作用があります。細胞にダメージを与える活性酸素の除去やシミの原因になるメラニンの生成を防ぐ役割を果たしています。
それと、メラトニンはがん細胞の増殖も抑制しています。
こんな調査結果も出ています。
『 看護師さんの乳がん発生率は、昼間のみ勤務をする場合を「1」とすると、交代勤務の場合1.8倍。夜間勤務の場合は2.9倍!! 』
これ、現役の看護師のお客様にもお話ししたら、ご存知でした!
この結果は看護師さんに限らない話ですよ。
夜に働く人は、昼間だけ働く人の5分の1しかメラトニンが分泌されず、がん細胞の抑制が出来なくなってしまうんです。
やっぱり睡眠不足は万病の元って思います。
次は、よく眠れるためにもやった方が良さそうなことを書きますね。