何で白髪になるの?
下赤塚の美容室クローバーの店主、小野浩正です。
Facebookのお友達からもらった質問です。
「何で白髪になるの?」
これもよく質問されます。
髪は生まれたての時は白髪なんです!だから、若返っている証拠ですよ!・・・なんて、つまらない事はさておき。
もともと白髪の髪の毛が色づくのは、髪が頭皮内え成長する過程で、メラノサイトという色素細胞が作り出したメラニン色素が髪に取り込まれるからなのです。
メラノサイトは髪の成長に合わせてその数やメラニン合成能力が変化し、生え変わりの時には数が激減しますが、新しい髪が生えてくる時に新しく再生され、毛乳頭の周りに増殖していきます。
しかし、ストレスや老化や病気などにより、毛乳頭に血液の流れが悪くなり、メラノサイトの働きが悪くなると、髪が生え変わる時に毛乳頭の周りにメラノサイトが再配置されなくなり、メラニン色素を作れなくなってしまいます。
原因としては「遺伝」「病気」「栄養不足」「ストレス」です。
遺伝・・・白髪になりやすい人・なりにくい人があり、人によってメラノサイトの寿命が遺伝的な要素です。
病気・・・マラリアや腸疾患、甲状腺異常、貧血症など。
栄養不足・・・ビタミン・ミネラル・良質なたんぱく質が不足し、血液量が不足します。
ストレス・・・ストレスがかかると、毛細血管が収縮して血流が悪くなり、毛母細胞の細胞の働きを弱めてしまいます。
「白髪染め」
って言い方が、実は余り好きではありません。
何となくネガティブな感じがして。
「白髪染めて少しでも若々しくいたい…
白髪は染めたいけど、暗い色はイヤ。明るめに似合うカラーリングしたい…」
これって、オシャレの一環で染めてる意識ですよね。
オシャレで染めてる白髪染めなら、それって立派な「オシャレ染め」ですよ。
屁理屈って言われるけど、本気でそう思っているので、美容室クローバーでは「白髪染め」って言葉をなるべく使わないです。
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小野浩正 https://www.facebook.com/hiromasa.ono.3