女性ホルモンに似た働きをする成分
下赤塚の美容室クローバーの小野浩正です。
前回の続き。加齢毛に対抗する説明をもう少し。
女性ホルモンを増やすような特別な食事は存在しません・・・とは言ったものの、実は似た働きをする成分があるのです。
大豆イソフラボンです。
★大豆食品に含まれる「大豆イソフラボン」★
女性ホルモンの1つであるエストロゲンと化学構造が似ており、よく女性ホルモンを増やすと誤解されますが、正しくはエストロゲンと“似た働き”をする成分です。特に40代以降、心身に変化を感じる女性特有のゆらぎ対策に期待されてきました。
女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンなら、大豆や豆腐や納豆、味噌など、日々の食事で摂ることができます。
★大豆イソフラボンと腸内細菌により産生。大豆由来の成分「エクオール」★
女性ホルモンの1つであるエストロゲンと似た働きをするとされてきた「大豆イソフラボン」。しかし近年の研究で、「大豆イソフラボン」のパワーの源は「エクオール」という成分であることがわかりました。
この「エクオール」は「大豆イソフラボン」が体内の腸内細菌によって変換されて作られます。しかも、「エクオール」は「大豆イソフラボン」のままと比べて、より女性ホルモンに似た働きをすると言われています。
★エクオールは女性の2人に1人は作れない★
大豆イソフラボンが体内の腸内細菌のチカラで変換されて生まれる「エクオール」。
しかし、大きな問題が1つ。それは、この「エクオール」を、体内で作れる人と作れない人がいるということ。実はこのエクオールを産生させるための腸内細菌を、日本人の場合、2人に1人しか持っていないのです。また、この腸内細菌は子供の頃にその種類が決まってしまうため、大人になってから、エクオールを作り出す腸内細菌を持つことはできないと言われています。
しかし、大きな問題が1つ。それは、この「エクオール」を、体内で作れる人と作れない人がいるということ。実はこのエクオールを産生させるための腸内細菌を、日本人の場合、2人に1人しか持っていないのです。また、この腸内細菌は子供の頃にその種類が決まってしまうため、大人になってから、エクオールを作り出す腸内細菌を持つことはできないと言われています。
しかし、このエクオールは、現在はサプリメントで摂取することもできます。 女性ホルモンを増やすことはできませんが、似た働きの成分を補うことができるのです。是非活用してみてください。