市販の白髪染め剤とプロの白髪染め剤
下赤塚の美容室クローバーの小野浩正です。
たまにお客様から、
「市販の白髪染め剤とプロ用の白髪染め剤の違いって何?」
って聞かれます。
ザックリお答えします。
配合される保護成分の量は違いますが、白髪染めというものは基本的には同じです。
白髪染めはアルカリ条件で活性酸素を発生させて白髪をブリーチしながら染料中間体を重合して色を入れていきます。ただ、ファッションカラーとの大きな違いはブリーチで髪を明るくしておき、色を多く入れることですね。
市販のカラーとプロ用のカラーとの一番の違いは髪の施術にあります。
白髪染め剤自体はアルカリの量もブリーチ力も強いので髪を傷めます。
☆いかに髪を傷めないようにカラーをするか?
☆しっかりとカラー剤を定着させるか?
☆キューティクルを剥がさないようにカラーするか?
☆残留アルカリや残留過酸化水素、アレルギーや炎症の原因となる染料中間体を髪から除くのか?
それができるのがプロのカラーではないでしょうか。
特にグレーカラーをなさる方は年配の方が多いので、頭皮も気にされています。頭皮の残留アルカリは炎症や乾燥の原因になり、残留過酸化水素は薄毛や匂いの原因となります。
頭皮のことも気にしてみましょう。