白髪を予防する食生活について僕と話そう。
こんにちは。
美容室クローバーの小野です。
しばらく間が空きましたが、白髪についてのお話の続きです。
今回は、白髪を予防する食生活について。
まず、誤解のないように初めにお伝えしたいことは、
『絶対に予防できる』という訳ではありません。
身体の中で生成されて、体外に押し出されるように出てきている髪なので、髪は食べ物で出来ていると言っても過言ではないと思っています。
しかし、髪のために摂った食べ物が、胃でアミノ酸レベルまで小さく消化され、、腸で吸収され、その全てが毛母細胞やメラノサイトに届くか・・・というと、全部は届きません。
まず脳。そして生命維持に必要な心臓などの臓器、骨格筋系に届き、その後髪に届きます。
なので『絶対に予防できる』ではありませんが、栄養が毛母細胞とメラノサイトに届くように、栄養不足がないように意識して摂っていきましょう。
頭皮と髪・・・両方の視点でお伝えします。
まず、髪が一種の植物だとして、頭皮は花壇や畑の土に当たります。
白髪を予防するうえで、頭皮を柔らかく保つことは大切です。
頭皮を柔らかく保つには、コラーゲン。
ウナギや豚足、焼肉屋さんのホルモンに多く含まれます。(・・・僕、全部キライ)
このコラーゲン、活性酸素が原因で減ってしまいます。
この活性酸素を抑える働きがあるのがビタミンEとビタミンC。
ビタミンEは別名“若返りのビタミン”です。
ビタミンCは果物や野菜、ビタミンEはウナギやアーモンドに豊富に含まれています。(僕ウナギ嫌い)
次は毛母細胞。
毛細血管の血行と血液の状態を整えましょう。
そのためにはビタミンEとマグネシウム、鉄や銅です。
マグネシウムは穀類、野菜類、豆類などに多く含まれています。
鉄は吸収されやすい“ヘム鉄”と吸収されにくい“非ヘム鉄”があり、ヘム鉄は魚や肉に、非ヘム鉄は貝類や野菜に多く含まれています。
ちなみに貧血解消には、吸収されやすい“ヘム鉄”が良いようです。
銅は牡蠣やするめなどの魚介類、レバー、ナッツ、大豆、ココアなどに多く含まれています。
そして髪の原料となるたんぱく質を忘れてはいけません。
髪は“ケラチン”というたんぱく質が8~9割占めています。
このケラチンの素はアミノ酸・ビタミンB6・亜鉛です。
アミノ酸は大豆や赤味のお肉
ビタミンB6はカツオやマグロ
亜鉛は牡蠣やウナギに特に多く、小魚や海藻類
それぞれ多く含まれています。
痩せ髪さんは、髪に含まれる亜鉛の量が極端に少ないそうです。
僕の嫌いな食材もいっぱいありましたが、皆さんバランス良く食事から健康な頭皮と髪を育んでいきましょう。
次回は、ライフスタイルにも目を向けてみようと思います。