髪が濡れたまま、誰も寝てはいけない~頭皮について
下赤塚の美容室クローバーの店主、小野浩正です。
髪を乾かさないといけない理由、頭皮について。
髪が濡れたまま、誰も寝てはいけません。
そう、誰も寝てはならない・・・です。
なぜ?
それは、皮膚には表皮常在菌といって、様々な菌がいます。
菌といってもバイ菌とは違い、身体の健康を守ってくれているありがたい菌なんです。
そう“バイオバリア”とでも名付けましょうか。
この表皮常在菌のおかげで、人の身体は病気の菌から守られています。
シャンプーの後は、少なからずこの“バイオバリア”の常在菌が減ります。そうすると、雑菌やばい菌達のチャンスタイムです。
ちなみに、雑菌やばい菌の増える条件というのが、
・水分(湿気)
・適度な温度(36℃前後)
・エサ
です。
「シャンプーの後の濡れた状態(湿気)で、体温(36℃前後)で温かい環境でエサとなる皮脂やはがれ落ちる角質や後から出てくる皮脂(エサ)のある状況」
・・・・・・菌の温床や~ん!
この菌、吹き出物や湿疹を招きます。
そして頭皮臭くなりますよ。
水分が蒸発するときの気化熱で周辺の熱も奪います。
冷えると頭皮の毛細血管が収縮して毛根に栄養が行かなくなり、細毛よ抜け毛の原因にもなります。
濡れたまま寝ると、髪は傷むし頭臭くなるし毛は細くなるし・・・。
何もいいことありません。
なので、最低限髪は乾かして寝てくださいね。