髪の太さ
こんにちは。
下赤塚の美容室クローバーの小野浩正です。
今回は【髪の太さ】のお話です。
髪の太さはどの位か、考えたことありますか?
大体の人は、あんまり考えたこと無いと思います(笑)
日本人の平均的な太さは 約0.08mm 程度です。
欧米人に比べて硬くて太いとされています。
日本人にも髪が硬い人、柔らかい人がいますね。
これは髪の太さと表面のキューティクルの枚数が違うことで変わっています。
軟毛の髪の太さは0.05~0.07mmで、キューテクルは3枚位。
普通毛の太さは 0.08~0.09mm で、キューティクルは5~6枚。
硬毛の髪の太さは0.1~0.15mmで、キューテクルは10枚位に覆われています。
軟毛と硬毛の太さは倍近く差があるんですね~。
また、髪の太さは年齢にも左右されます。
髪の構造は“巻き寿司”のようになっています。
具材の“メデュラ”をお米の“コルテックス”が周りを包み、海苔の“キューテクル”が表面を覆っています。
髪の太さでは、お米の“コルテックス”細胞の数か効いてきます。
20代女性のコルテックス細胞が、髪1本あたり約750個。
30代女性のコルテックス細胞が、髪1本あたり約700個。
40代女性のコルテックス細胞が、髪1本あたり約650個。
50代女性のコルテックス細胞が、髪1本あたり約600個・・・
という風に、年齢とともに減少してしまう事が分かっています。
お米が少なくなってしまっているので、巻き寿司を作ろうとしてギュッと押し固めても、昔みたいに丸くなりません。表面がボコボコになってしまったり、真っ直ぐに丸められないですよね?
これが加齢によるクセやうねりになっています。
だからと言って、絶望してはいけません。
次は、その原因と対策についてお話ししましょう。