こんにちは。

下赤塚の美容室クローバーの小野浩正です。

毎日寒いですね。

風邪などひいていませんか？

僕は絶好調です。

こう寒いと、シャワーの温度を高めに設定したくなりますが、

皆さんはシャンプーする時のお湯の温度設定は何度くらいですか？

40℃位・・・？熱めが好きなのよね～っていう人はだいたい42℃で、冬場は43℃って感じみたいですね。

・・・あんまり気にしたことが無いと思いますが、

温度設定で髪のダメージが

進んでしまう事があります。

お湯の温度は、

38℃～39℃

でお願いします。

理由は、髪の毛はいろいろな組織が集まって一本の髪を構成しています。

ちょっと前に黒板看板に書いた画像があるのが、これです。

上の画像の丸っこいヤツが髪の断面図です。

外側にウロコみたいなキューティクル

ちっこい丸一個がコルテックス細胞

中心に正体不明のメデュラ

…こんな感じです。

この組織同士をくっつけている接着剤のようなものが

　“CMC”　

というもので、脂で出来ています。

まるで高級な霜降りのお肉のサシみたいにです。

このCMCは髪だけではなく、お肌にも存在していて、これが失われてしまうとカサカサお肌になって過敏な状態になってしまいます。

40℃を超えると、必要な皮脂が溶けてしまいます。

お肌はカサカサ、髪はパサパサになってしまいます。

また、温度が36℃以下のぬる過ぎる設定だと、落としたい皮脂汚れが落ちにくくなってしまいます。
頭皮にはおでこや鼻の2倍の皮脂腺(皮脂を出す器官)あると言われ、ぬる過ぎるお湯だと落とすべき皮脂が残ってしまい、過酸化皮脂が溜まりやすくなってしまいます。

そうなると、シャンプー剤を多く使いすぎて、結果洗いすぎることになってしまいます。

また次回も、今回のシャワーの温度の事の様に、ホームケアで気を付けて欲しいことを挙げていきますね。