お湯を切る
皆さんこんにちは。
下赤塚の美容室クローバーの小野浩正です。
今回もホームケア、特にシャンプーの時に気を付けて頂きたいことを書きます。
全開までのブログも順番にお読みください。
では、シャンプーも流し終わったところで、トリートメント(コンディショナーでもOK。この記事はトリートメントで書いていきます。)でも塗っていきましょう。
・・・って、皆さん。
髪からポタポタ水滴が落ちている状態で
トリートメント塗っていませんか?
実はそれ、トリートメントが、髪になじむ前に水滴と一緒に排水口への旅が始まっています。
つまり、
もったいない
です。
ポタポタ水か垂れている髪の状態は、
「もうこれ以上、何も吸えません」
っていう状態です。
トリートメント髪になじみません。
表面にちょっとだけ、くっつく程度です。
過去に皆さん髪の構造の勉強をして頂きましたが、髪って実は複雑な構造をしてるんです。
トリートメントを塗布する時に、ちょっと邪魔になっちゃうのが“水分”なんです。
表面はもちろん、髪の内部から水分を少し取ってください。
よく髪を絞って、何なら軽くタオルでポンポンして“水を切って”から、塗布してください。
この時水分取りすぎてしまうと、トリートメントの通り道が狭くなってしまうので、気を付けて。
手で髪を握って、水滴が手に付かないくらいに水分を取り除いて下さい。
湿り気…程度が手に付く感じが理想的です。
塗布する範囲は髪の毛先~真ん中ら辺に。
塗布後、髪を揉みもみしてあげて下さい。
揉みこみすることで、髪の組織やその間に、しっかりトリートメントが行き渡ります。
この時に力入れて強く揉みこんでしまうと、髪の内部に馴染んでいったトリートメントが絞り出されてしまうので、強い力はいりません。
では、揉みこみもしっかりやって頂いたので、トリートメントを流しましょう。